高齢者サロンや放課後児童クラブが入る中能登町高畠の「ラポールみおや」の改修工事が終わり、5日に竣工式があった。通所や宿泊、訪問の3種類のサービスを利用できる小規模多機能型居宅介護事業所「恵寿みおや」が、施設内に新しく開所した。
ラポールみおやは、旧鹿島町御祖保育所を閉鎖して2000年に開館。昨年12月から改修し、施設の一部として、社会医療法人財団董仙会の恵寿みおやがオープンした。登録定員は25人。浴室付きのデイルームや宿泊室2部屋を備え、全室にスプリンクラーを設置した。放課後児童クラブや多目的ホールは従来通り利用できる。
式で、杉本栄蔵町長は「町の福祉が充実し、住民の安心、安全につながる。地域に親しまれる施設になってほしい」と話した。
(荒木正親)
(平成26年4月6日 北陸中日新聞朝刊 能登総合面)
中能登町の小規模多機能施設「ラポールみおや」の竣工式は5日行われ、関係者が地域の介護拠点の完成を祝った。高齢者らが集う「ふれあい交流館」を、居宅介護を行える施設に改修した。
介護施設は社会医療法人財団「董仙会」(七尾市)が「恵寿みおや」として運営し、デイサービスやショートステイなどのサービスを提供する。従来の学童保育室や交流室、談話室はそのまま利用できる。
式では、杉本栄蔵町長があいさつ、山田省悟県議と岩井礼二中能登町議会議長が祝辞を述べた。「恵寿みおや」の開所式では、董仙会の神野正博理事長があいさつした。
(平成26年4月6日 北國新聞朝刊 いしかわきた面)