恵寿総合病院(七尾市)の山本健院長は3日、就任あいさつで北國新聞社七尾支社を訪れ、「急性期医療とともに慢性期医療を充実させ、高齢者をはじめ地域住民を支える病院にしていきたい」と抱負を語った。
山本氏とともに来社した、同病院などを運営する社会医療法人財団董仙会(トウセンカイ)の神野正博理事長は「設備や機能、スタッフを拡充し、能登地区の医療を包括的に担う体制をつくっていく」と話した。
山本氏は金大医学類長兼医学部長から1日付で院長に就いた。恵寿総合病院は今年度から常勤医師を6人増やしたほか、療法士60人以上確保してリハビリ医療を強化した。
(平成26年4月4日 北國新聞朝刊 石川北面)