恵寿総合病院

恵寿総合病院が厚生労働省「看護師特定行為指定研修機関」となりました

恵寿総合病院は2016年8月4日、病院では東海北陸初の厚生労働省「看護師特定行為指定研修機関」となりましたのでお知らせいたします。

・厚生労働省 

 保健師助産師看護師法に基づく特定行為研修の指定研修機関の指定等に関する審議について

 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000132595.html

■指定名称:「看護師特定行為研修」指定研修機関
■指定日: 2016年8月4日付 (特定行為研修センターの開講は10月予定)
東海・北陸地方の病院として初の指定(石川県内では看護系大学を含め初)

■「看護師特定行為研修」とは
(厚生労働省Webサイトよりhttp://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077077.html)2025年に向けて、さらなる急性期医療から在宅医療等の推進を図っていくためには、個別に熟練した看護師のみでは足りず、医師又は歯科医師の判断を待たずに、手順書により、一定の診療の補助(例えば脱水時の点滴(脱水の程度の判断と輸液による補正)など)を行う看護師を養成し、確保していく必要があります。
このため、その行為を特定し、手順書によりそれを実施する場合の研修制度を創設し、その内容を標準化することにより、今後の在宅医療等を支えていく看護師を計画的に養成していくことが、本制度創設の目的です。

■指定研修機関とは
特定行為区分に係る特定行為研修を行う学校・病院等で、厚生労働大臣が指定するものです。
制度の施行日 平成27年10月1日

■指定申請の背景
能登地域は石川県内でも医師不足・高齢化率が高い地域(七尾市34%)であり、本制度の趣旨である救急並びに在宅医療の推進のために医師の包括的指示のもと、「特定行為」のできる看護師を養成することが急務となっております。指定研修施設となり、高いレベルの看護師を養成することによってこの問題の解消を目指しています。また、400時間を超える研修を受講しやすくするためe-ラーニングによるWeb受講を導入しています。
・指定に向けた取組
 医師、看護師などの医療従事者等総勢20名のプロジェクトメンバー発足。
 ・e-ラーニング研修体制の整備
 ・受講生募集ホームページ開設予定
 ・研修指導者となる医師や看護師の養成
・「指定までの流れ」:
 2015年8月 プロジェクトメンバー 初ミーティング
 2015年10月 「受審申込」
 2016年5月 「申請書類の提出」
 2015年6月 「訪問調査」
 2016年8月 「審査結果通知」(指定)
 2016年10月 「看護師特定行為研修センター」開講

・備考
 初年度は5名、次年度以降受講対象者を拡大予定