新年あけましておめでとうございます。
2015年いよいよすべての団塊の世代の皆様が65歳に突入する年となりました。この本格的な少子高齢社会に向けて日本社会、地方社会に様々な懸念が示されています。羊の鳴き声(メエ~)ではありませんが「迷」の時代に入ろうとしているかもしれません。
しかし、私たちは日本の、いや世界の高齢社会の先を行くこの地で、「明」のモデルを組み立てる気概を持ちたいと思います。それは、高齢者だけではなく、地域住民みんなが安心できるコミュニティーを作り上げる必要があります。
みんなの暮らし、未来を応援するためにこそ、「地域包括ケアシステム」を組み立てる必要があります。
今年を「地域包括ケアシステム」元年ととらえ、さらに多くの利用者さんや職員とともに地域をデザインしていきたく思っております。
2015年 新春
社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院 理事長 神野正博