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お知らせ

エコノミークラス症候群の予防について

令和6年能登半島地震が発生して4日が経過し、震災での発症が急増するエコノミークラス症候群(下肢深部静脈血栓症・肺動脈血栓塞栓症)がすでに発症しております。避難所での生活・車中泊・自宅で過ごされる中、現在断水が続いている地域が数多くあります。水分摂取を控えたり、トイレを我慢する傾向にあり、今後もエコノミークラス症候群が多く発生することが予測されます。

地震避難所などでの深部静脈血栓症・肺塞栓症(エコノミークラス症候群)対策のパンフレットを掲載します。
発症しないためにも、皆様自身・家族・身の回りの方等積極的に体を動かすように呼びかけをお願いします。

学会によるプレスリリース

エコノミークラス症候群について

エコノミークラス症候群チェックリスト

車中泊での避難生活に関する注意事項

弾性ストッキングの着用について

症状チェックとして、
・被災前と比べ片側の足がむくんで痛みや発赤を認める
・筋肉痛のような痛みが片側の足にある時、息苦しさや呼吸が速くなる
・駆け足時の息切れ感
・唇の色が悪い時
以上のような場合は、エコノミークラス症候群の可能性があるので受診が必要です。
避難所の場合は救護所に行って相談し受診してください。

エコノミークラス症候群を防ぐためにも、対策をする必要があります。
・シートに長時間座った姿勢をとらない
・足首(ふくらはぎ)の運動
・ふくらはぎのマッサージ
・十分な水分補給
・脱水を招くアルコールやコーヒーなどのカフェインを多く含む飲み物のなどを控える
などの注意をしてください。