臨床研修センター
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理事長ごあいさつ
医師としての第一歩はGeneralist思考で
日本を襲う高齢化社会。日本人が世界で誰も知らない未体験ゾーンに突入しようとしています。若年者ばかりではなく高齢者になればなるほど、一人の患者は一つだけの疾患を持つことはあり得ません。だからこそ、疾患単位ではなく一人の人間として患者を診る全人的な医療が求められるのです。
医療~介護~福祉分野で全1,400ベッドを越える入院入所ベッドを有する恵寿グループ(社会医療法人財団董仙会・社会福祉法人徳充会)は、救急、急性期、がん治療などの高度医療から回復期、慢性期、維持期のリハビリテーション医療や介護、福祉また予防医療として健康増進や健診、家庭医療、在宅医療など幅広いサービスを地域に提供しています。そして、これらの施設群を最新の仮想化環境でオンラインネットワークで結び、患者・利用者情報を共有しています。
将来専門医を目指す上でも、これらの資源を縦横に利用しながら、医師としての修練の基になる全人的思考・Generalist 思考を身につけることは、必ず役に立つに違いありません。是非とも、私たちのもとに飛び込んでくるやる気ある研修医を求めます。
神野 正博
病院長ごあいさつ
当院で臨床研修を希望される皆さんへ
2024年1月1日能登半島地震が発生し、当地を含む能登地域は大きな打撃を被りました。幸い当院は、様々な備えがあったことや職員の“地域の医療を守る”という強い気持ちと頑張りなどにより、発災直後から通常診療を継続することができました。当院の研修医は、本物の医療のプロとはどういうものか目の当たりにして学ぶことができたはずです。
臨床研修の特色として、家庭医療科と産婦人科による家族みんなの医療センターを中心とした内科系、救急、麻酔科、外科系、小児科医師などによる指導体制が充実しており、先輩医師とフランクに話し合える雰囲気があることです。また外来診療の機会も多く、プライマリーケアなどの臨床研修を受けてもらう環境が整っています。さらに他病院での研修や多彩な講習会・講演会、救急事例検討会などでの発表機会があり、論文執筆も経験することができます。一方で、働き甲斐やゆとりを感じてもらうために、様々な場面でのDXやIT化をすすめています。
生活面では、経験が豊富で親切な当院スタッフがしっかりサポートしています。いつでも食べられるアイスクリームは疲れを癒してくれるでしょう。住居や待遇面では研修医専用宿舎や広々とした院内研修医室が用意してあり、給料面も優遇されています。
当院は海抜ゼロ、七尾湾のすぐ傍に立地し、晴れた日は海や能登島を望め、疲れを癒してくれます。
医学生の病院見学を積極的に受け入れていますし、病院紹介動画もありますので、当院をもっと知ってもらい、是非研修医として勤務して頂きたいと願っています。
鎌田 徹
臨床研修センター長ごあいさつ
見学者が止まらない! 恵寿総合病院は地域医療を志す医師の「Innovation Hub」
恵寿総合病院は、なぜフルマッチに近い実績が続いているのでしょうか?
研修医や見学者たちの声を聞いてみると、まず最初に出てくる感想はずばり!「指導医との敷居が低い」
我々指導医は、臨床研修医に常に寄り添いながらサポートする姿勢を大切にしています。
15年以上の実績を持つ家庭医療外来における2年間の継続診療研修、「一次から三次までどんな患者も診れる」を目標にした救急医療研修、充実した内科臓器専門分野の専門医指導による内科必修研修、そして、麻酔科、外科系診療科、産婦人科、小児科、心療内科まで、臨床研修医を医療チームメンバーとして育成する体制が充実するように努力を続けています。特に家庭医療外来研修は名物研修です。「コモンな外来患者を診れる」医師として臨床研修の成果を上げることができます。
さらに恵寿のプログラムには、学会発表や論文作成など学術的活動を支援し、専門研修へ向けても準備ができるように皆さんの実績をサポートし、将来のキャリアパスを描きながら研修できる環境とその実績があります(下記参照)。恵寿で、地域医療を担うために必要な診療を思う存分研修し、医師としてのキャリアをスタートさせましょう!
新井 隆成
論文
第6回(2022年度) | 林 瑞樹 | 視床下部性と推測される出産後下垂体前葉機能低下症の1症例 |
第6回(2022年度) | 勝山 結慧 | 血管免疫芽球性T細胞性リンパ腫の単剤抗腫瘍薬purine nucleoside phosphorylase阻害薬によりEBウイルス関連B細胞性リンパ腫(DLBCL)を合併した1例 |
第6回(2022年度) | 加藤 彰悟 | 絨毛膜血管炎病変を伴う高度絨毛膜羊膜炎を認めた子宮内胎児死亡の1例 |
第5回(2021年度) | 中条 裕一 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術後7年の経過で発症した迷入クリップによる総胆管結石の1例 |
第5回(2021年度) | 西村 健太 | 関節リウマチの治療中に発症した,メトトレキサート関連リンパ腫様肉芽腫症の1例 |
第5回(2021年度) | 佐藤 美並 | 14年の時を経て再燃した自己免疫性肝炎の1例 |
第5回(2021年度) | 磯野 真子 | 多発肺結節影を契機に発見されたびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL) |
第4回(2020年度) | 春田 侑亮 | 憩室穿刺ミノサイクリン注入により13年間縮小した女性尿道憩室 |
第4回(2020年度) | 酒井 順 | 恵寿総合病院における2019年度の尿路感染分離菌頻度と大腸菌の薬剤耐性について |
第4回(2020年度) | 山根 希望 | 尿道狭窄に対するリアルタイム経直腸超音波を用いた尿道狭窄拡張術の経験 |
第3回(2019年度) | 豊岡 達志 | 基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)産生菌直腸スワブ陽性患者 におけるcefmetazole (CMZ)とamikacin sulfate (AMK)併用投与による 経直腸的前立腺生検の感染予防効果 |
第2回(2018年度) | 田中 和 | フルニエ壊疽を発症した血液透析患者の1例 |
第1回(2017年度) | 二川 真子 | 女性における膀胱タンポナーデの背景因子に関する検討 |
学会発表
2022.6 | 林 瑞樹 | 第95回日本内分泌学会学術総会 視床下部性と推測される出産後下垂体機能前葉低下の1症例 |
2022.6 | 加藤 彰悟 | 第50回北陸産婦人科学会 絨毛膜羊膜炎が原因と考えらた子宮内胎児死亡の1例 |
2022.1 | 滝川 達也 | 第6回石川県研修医学会 同種免疫性胎児肝障害と新生児ヘモクロマトーシス【優秀賞】【特別賞】 |
2021.1 | 中条 裕一 | 日本消化器病学会北陸支部第132例会 腹腔鏡下胆嚢摘出術後7年の経過で発症した迷入クリップによる総胆管結石の1例 |
2021.1 | 春田 侑亮 | 第71回 日本泌尿器科学会中部総会 憩室穿刺ミノサイクリン注入により13年間縮小した女性尿道憩室 |
2021.9 | 磯野 真子 | 第245回北陸地方会 多発肺結節陰影を契機に発見されたびまん性大細胞型B細胞リンパ腫 |
2021.7 | 勝山 結慧 | 第39回日本血液学会北陸地方会 血管免疫芽球性T細胞性リンパ腫の治療中に発症した、EBウィルス関連B細胞性リンパ腫の1例 |
2021.6 | 佐藤 美並 | 第244回北陸地方会 14年の時を経て再発した自己免疫性肝炎の一例 |
2020.11 | 酒井 順 | 第34回日本泌尿器内視鏡学会総会 O-18-8 尿道結石陥頓に対するリアルタイム経直腸超音波下経尿道的砕石術の経験 |
2020.11 | 酒井 順 | 第70回日本泌尿器科学会中部総会 O-169 尿道結石陥頓に対するリアルタイム経直腸超音波下経尿道的砕石術の経験 |
2020.9 | 長岡 理紗 | 第242回北陸地方会 当院における新型コロナウイルス(COVID-19) 抗体検査実施の実態と陽性例の検討 |
2020.6 | 加藤 大翔 | 第241回北陸地方会 一過性にAzacitidine(AZA)療法が著効した二次性骨髄異形成症候群の一例 |
2020.4 | 酒井 順 | 第72回日本産科婦人科学会 子宮動脈塞栓術後に塞栓物質による有害事象が疑われた2症例:直腸潰瘍及び子宮壊死 |
2020.3 | 大田垣 昂 | 第240回北陸地方会 リアルタイム持続血糖測定(CGM)を用いて血糖コントロールが改善した後期高齢1型糖尿病の一例 |
2019.11 | 安田 康平 | 第129回北陸支部例会 日本消化器関連学会 当院における治療困難胆管結石(巨大/嵌頓結石)に対する新型胆道鏡を用いた治療戦略 【優秀賞】 |
2019.1 | 酒井 順 | 第33回北陸周産期・新生児研究会 能登地区における産科出血に対する子宮動脈塞栓術(UAE)の適応について |
2019.9 | 山根 希望 | 第239回北陸地方会 PD-L1高発現進行非小細胞肺癌に対するPembrolizumab投与経過中にPD-L1低発現非小細胞肺癌を合併した1例 |
2019.6 | 髙橋 健 | 第238回北陸地方会 気管支喘息治療中に発症した好酸球性心筋炎の1例 |
2019.6 | 安田 康平 | 第128回日本消化器病学会北陸支部例会 治療経過中に多彩な合併症を呈した膵腺扁平上皮癌の2例 |
2019.3 | 豊岡 達志 | 第237回北陸地方会 血液透析患者に発症したCryptococcus髄膜炎の1例 |
2018.3 | 尾山 量子 | 第234回北陸地方会 偏食、日光露光不足による低Ca血症でテタニー発作をきたした1例 |
2018.1 | 田中 和 | 石川県研修医学会 心アミロイドーシスが関与したうっ血性心不全の1例 |
2017.11 | 二川 真子 | “EXPERIENCES WITH LONGITUDINAL HYBRID WESTERN AND KAMPO MEDICINE PRECEPTING” WONCA Asia Pacific Regional Conference 2017 |
2017.9 | 田中 和 | 第233回北陸地方会 フルニエ壊疽を発症した血液透析患者の1例 |
2017.7 | 尾山 量子 | 第94回北陸糖尿病集談会 メトホルミンによる乳酸アシドーシスで死亡した高齢2型糖尿病の1例 |
2017.6 | 志摩 純一郎 | 内科北陸地方会 インフルエンザ感染により症状からの診断が困難であった肥厚性硬膜炎の1例 |
2017.6 | 二川 真子 | 日本消化器病学会 腸石嵌頓による十二指腸憩室穿孔の1例 |
2017.2 | 二川 真子 | KAMPO MEDICAL SYMPOSIUM 2017 家庭医療研修プログラムに参加して―漢方修練から得たもの― |
プログラム責任者 恵寿ローレルクリニック院長ごあいさつ
恵寿での研修の魅力とは
「アメリカからなぜこんな地方に?」としばしば尋ねられます。それは簡単に言えば、当院は地方にありながらも様々な先進的な取り組みを行っており、教育に対しても惜しまないサポートを行っているからです。おかげで、当院の教育陣は充実してきており、院内だけでなく国内外の講師を招いた様々な講習会が開催され、シミュレーション教育に必要な教育用モデル、UpToDate やDynaMed といった電子媒体まで自由に使える環境になっています。
また地方にありながらも主要診療科はほぼそろっており、幅広い臨床能力が習得可能です。医局はコンパクトでアットホームなので、全科にわたる診療上の疑問について気軽に相談できる環境でもあります。
個人的には能登の海と山の幸に囲まれて、日常から週末のアクティビティまで楽しみながら仕事ができる環境が気にいっています。
・吉岡医師 取材記事(DOCTER’S MAGAZINE)
吉岡 哲也
理念・特徴
研修の理念
- 患者の身体ばかりでなく、心理、社会面を含めて総合的に診ることができる。いわゆる全人的医療を目指す。
- 地域医療を担うために必要な基本的知識、技術、態度の修練を通じてコミュニケーション能力、判断力、問題解決能力を修得する。
- 医療人としての誇り、責任感、感性などを養い、プロ意識の土台を築く。
研修の特徴
主体性を重んじた参加型研修
- 研修医の希望を最大限に反映した研修計画
- 情熱を持った指導医による見守り指導
- 技能訓練から臨床推論までを継続的に行う診療能力獲得重視の研修
- 研修医の経験した症例を院内全体で検討するオープンカンファレンス
- 学会発表から論文作成まで実績をサポートする指導体制
当院でしか経験できない外来研修
- 2年間にわたる毎週半日の外来継続診療研修
- 家庭医療科指導医陣によるマンツーマン指導
一次から三次まで何でも診られる救急研修
- 常勤救急専門医による重症患者管理の個別指導、系統的講義
- 救急だけで終わらないその後の外来・入院継続診療指導
- インテンシブな「浦添総合病院」「日本医科大学付属病院」「東邦大学医療センター」での救急研修
募集について
募集人員 | 4名 |
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募集方法 | マッチング方法 |
選考方法 | 書類選考、面接 |
研修機期間 | 2年間 |
研修方法 | 基幹型 |
応募時必要書類 | 1.臨床研修医採用願い 2.履歴書(当院指定様式) 3.自己推薦書 4.成績証明書 応募時必要書類一式(PDF) |
応募資格 | 第119回医師国家試験合格見込の者 令和7年度 医師臨床研修マッチング参加登録者 |
面接日時 | 2024/8/9 および 2024/8/16 オンラインで実施予定 ※上記面接日に都合がつかない方に関しては相談に応じます |
お問い合わせ・申し込み先
〒926-8605石川県七尾市富岡町94番地
恵寿総合病院 臨床研修センター
E-mail:kenshu@keiju.co.jp
TEL:0767-52-3211(代) FAX:0767-52-3218
処遇について
研修医の勤務時間
身分 | 恵寿総合病院常勤医師 |
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勤務時間 | 1日8時間(8:30~17:15 休憩12:30~13:15) 1週間40時間を原則とする。 |
休日 | 週休2日制 土曜日、日曜日、国民の祝日、8月15日、年末年始(12月29日から翌年1月3日まで) |
休暇 | 年次休暇(1年次10日 、2年次11日)、夏季休暇 |
宿日直勤務 | 有 4回~6回/月(この場合は規程に基づく手当支給) |
時間外勤務 | 有(この場合は規程に基づく手当支給) |
研修医の処遇
給与 | 1年目:月収508,670円(固定月給額)/年収6,104,040円(賞与含む) 2年目:月収551,830円(固定給月額)/年収6,621,960円(賞与含む) |
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宿舎 | 研修医専用宿舎 有 2K(50㎡) 病院から徒歩5分 |
住居手当 | 無 |
通勤費 | 有 |
医療過誤保険 | 病院において医師賠償責任保険に加入。個人加入は必須とする。 |
外部の研修活動 | 学会、研究会等の参加および参加費用の一部支給有 |
病院見学について
見学・実習を希望される皆さまへ
見学をご希望の方は「見学希望日時」、「診療科」等を事前に下記の連絡先までご連絡ください。
また、見学時の宿泊については宿舎をご用意できますのでお申し出ください。
応募およびお問合せ先
〒926-8605 石川県七尾市富岡町94
恵寿総合病院 臨床研修センター 担当:松木、上田
E-mail: kenshu@keiju.co.jp
TEL: 0767-52-3211 FAX: 0767-52-3218
総合診療専門研修プログラム
プログラム名称 | 北陸総合診療コンソーシアム恵寿プログラム |
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募集定員 | 4名(予定) |
プログラムの期間 | 3年間 |
プログラムの特徴
基幹病院となる恵寿ローレルクリニックは恵寿総合病院を中心としたけいじゅヘルスケアシステムに属し、能登半島の中央部で奥能登も含めた地域医療の中心的役割を果たしています。診療所およびさまざまな介護・福祉施設をグループ内に保有しており、高度先進医療を含む外来・入院診療で終わることなく、退院後もシームレスな施設間連携により地域に密着した包括的な医療を提供しています。これにより広い診療領域にわたる病態のすべての病期について研修することが可能となっています。
理念・研修目標
- 全人的医療が提供できることはもちろんのこと、新生児や妊婦のケアなどあらゆるプライマリ・ケアのニーズに対応できる医師を目指す。
- 産婦人科医や小児科医が足りない地域でも安心して家族が暮らせる医療環境の整備に寄与する。
勉強会・カンファレンス
主として、外来・在宅・病棟の3つの場面でカンファレンスを活発に開催します。
- 外来医療 幅広い症例を経験し、症例カンファレンスを通じた臨床推論や総合診療の専門的アプローチに関する議論などを通じて、総合診療への理解を深めていきます。
- 在宅医療 症例カンファレンスを通じて学びを深め、多職種と連携して提供される在宅医療に特徴的な多職種カンファレンスについても積極的に参加し、連携の方法を学びます。
- 病棟医療 入院担当患者の症例提示と教育的フィードバックを受ける回診及び多職種を含む病棟カンファレンスを通じて診断・検査・治療・退院支援・地域連携のプロセスに関する理解を深めます。
ローテーションのスケジュールと期間
基本スケジュール
1年目:内科…12ヶ月(恵寿総合病院)
2年目:救急科…3ヶ月(恵寿総合病院)、小児科…3ヶ月(公立能登総合病院)、総診2…6ヶ月(恵寿総合病院)
3年目:総診1…12ヶ月(恵寿ローレルクリニック)
研修期間
総合診療専門研修:総合診療専門研修1…12ヶ月、総合診療専門研修2…6ヶ月
領域別研修:内科…12ヶ月、小児科…3ヶ月、救急科…3ヶ月
研修施設
総診1:恵寿ローレルクリニック
総診2:恵寿総合病院
救急科:石川県立中央病院、恵寿総合病院
小児科:金沢医科大学病院、公立能登総合病院
その他の専門研修
基幹施設 家庭医療科 プログラム名:恵寿家庭医療研修プログラム
協力施設 産婦人科修連携施設 石川県立中央病院(石川県) 、福井県立病院(福井県) 、山梨大学附属病院(山梨県) 、東邦大学佐倉医療センター(千葉県) 、亀田総合病院(千葉県) 、
千船病院(大阪府) 、長崎医療センター(長崎県) 、沖縄県立中部病院(沖縄県)
内科一般 内科(呼吸器内科) 、内科(腎臓内科) 、内科(内分泌代謝・糖尿病) 、内科(内科・消化器内科・循環器内科) 、内科(血液内科)
外科
整形外科
眼科
皮膚科
リハビリテーション科
恵寿家庭医療研修プログラム
プログラム紹介動画
プログラムの特徴
家族みんなの医療センターで総合的に研修
3年間の研修の中心となるのが「家族みんなの医療センター(MCEF)」です。ここでは家庭医療科、緩和医療科、産婦人科、小児科が一体となった入院外来診療を提供しています。 MCEFの外来診療の場であり、診療所研修の場となる「恵寿ローレルクリニック」では、子供から大人までの一般診療を行うだけでなく、妊婦健診も含めた女性診療、乳児健診も行っています。研修医は米国家庭医療専門医から指導を受けると共に、必要に応じて産婦人科、小児科専門医の指導も受けます。 病棟研修では、恵寿ローレルクリニック通院患者と高齢者を中心に担当し、特に高齢者、重篤な疾患(悪性腫瘍や心不全など)の患者のケアでは緩和医療を専門とする指導医と日常的に検討を行いながら診療を行います。
最大限に家族全体を継続的に診られる3年間
恵寿ローレルクリニックの外来は、3年間通して毎週最低1コマは担当しますので、3年間を通して小児を含めた患者家族全員の医療を提供しながら研修できます。自分の担当する外来、在宅患者が入院となったときも、通常の診療を継続しながら主治医として入院診療を行えます。研修医が健診を担当する妊婦については分娩時には自ら分娩介助を行います。産まれた新生児についてもその時点から診察を開始し、その後も母子ともに継続して外来診療を行えます。
多彩で重厚な指導医陣
後期研修医の教育に専念する当プログラムのプライマリ・ケア学会認定指導医3人のうち、1人はアメリカ家庭医療専門医・老年医学専門医、1人は日本産婦人科専門医を保有し、1人は緩和医療・漢方を専門とする指導医です。 また恵寿総合病院は主要専門科のそろった垣根のない医局を有するため、いつも気軽に各専門科の指導を仰げる環境にあります。
毎日多様で多彩なカンファレンス
月に2回はニューヨーク州立大学家庭医療科のDr.BaileyとSkypeでつないで症例検討会を行います。昼はランチをとりながら「臨床の焦点(笑点?)」と題して臨床推論を中心とした症例検討会を楽しく行っています。院内ではすべての端末からDynaMed、UpToDate、メディカルオンライン、主要なオンラインジャーナルが無料で利用できる環境で、日常のカンファレンスでも多用されています。
シミュレーション教育も取り入れた様々な教育セッション
Advanced Life Support in Obstetrics(ALSO)をはじめ、Basic Life Support in Obstetrics(BLSO)、AHA-BLS、ACLS、PALSコースを毎年定期的に開催しています。またNeonatal Cardiopulmonary Resuscitation(NCPR)などそのほかのシミュレーションコースへの参加も支援しています。 そのほかにもハンズオンを重視したセミナー、外部・海外講師を招いた講習会、能登半島各病院を巡回しながらの総合診療検討会など年間を通して様々な教育セッションが開催されます。
女性診療と緩和老年医学を強化したい方へ
当プログラムの強みは産婦人科と緩和医療科と一体化した診療と教育の提供です。特に女性診療を極めたい方については、3年間通して女性診療の研修を続けられるだけでなく、分娩介助のスキルまで身に着けることができます。当病院は産科シミュレーション教育の拠点でもあり、プライマリ・ケア医が産婦人科診療まで行える技術を身に着けるためのサポートを行っています。 また、さらに自分のサブスペシャリティとして研修したい方には、女性診療と緩和・老年医学の1年間のフェローシップも提供しています。他プログラムを修了された方で、さらにこの領域を深めたい方にもお勧めです。
プログラムに関するお問い合わせ
〒926-8605石川県七尾市富岡町94番地
恵寿総合病院 臨床研修センター 担当:松木
E-mail:kenshu@keiju.co.jp
TEL:0767-52-3211(代) FAX:0767-52-3218