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病院長挨拶

恵寿総合病院長
鎌田 徹

2024年1月1日能登半島地震が発生し、当地を含む能登地域は大きな打撃を被りました。幸い当院は、発災直後から通常診療を継続することができました。井水・免震・DX・BCMなどの備えがあったこと、職員の“地域の医療を守る”という強い気持ちと頑張りがあったこと、そしてパートナー企業や多くの支援のおかげと思っております。この場を借りて、本当に感謝申し上げます。

そして、2024年春、大災害でも頑張ることができた当院に共感して頂いた医師15名、研修医4名を含む77名の新入職者を迎えることもでき、大変有難いと思っています。

人は人を助けるためにできています。私たち医療者はさらに、人を助けることを生業(なりわい)としていますので、患者さん・利用者さんに感謝され、地域で必要とされることが、最も大事で、普遍的な当院の目的です。そのためには、医療安全・医療の質をしっかり担保しながら、職員にはゆとりを持ってもらい、仕事に働き甲斐を感じてもらうなどの職員満足度やエンゲージメントの向上を図る必要があります。具体的には、AIや自院救急車の利用促進やユマニチュードなどに取り組んでいきたいと思っています。

“明るく、楽しく、前向きに“ の方針の基、先端医療から福祉まで「生きる」を応援していく所存ですので、地域のみなさま、そして医療関係の方々には引き続き、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。また前述のように職員にとっても魅力のある病院として努力して参りますので、就職をお考えの方は是非、当院も選択肢の一つに加えて頂ければ幸いです。

最後に、地域の皆様が能登でしっかりと医療の恩恵を受けることができるように、本物の医療のプロを目指してまいります。

2024年4月