PC・スマホから5分で回答
来院前AI問診
問診はこちら

診療科・部門のご案内

薬剤課

恵寿総合病院公式Instagram

職場の様子や日常を発信中!ぜひご覧ください。

薬剤課長のあいさつ

恵寿総合病院薬剤課のホームページにお越し頂き、有難うございます。

私たち薬剤課では、当院のミッションでもある、患者さんの「生きる」を応援するため、患者さん一人一人に安心かつ安全に薬を使用していただけるよう日々努めております。

近年、医療分野におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)が進められており、薬剤師を取り巻く環境は急速に変化していくことが予想されます。また、すでに少子高齢化は曲面を迎えており、医療従事者の確保が困難となっていく中で、医師へのタスクシフティングとしての薬剤師の活躍が求められています。そして、医療技術の進歩に伴い医療は高度化し、新薬も次々と登場してきます。

この目まぐるしい環境の変化のなか、日々研鑽に励むことはとても大切なことです。しかし、その根元にあるのは、患者さんに安心かつ安全に薬を使用していただくことであり、その役割を担うのが薬剤師だということです。このシンプルかつ当たり前のことを決して忘れずに、薬の専門家としての自覚をもって、患者さん一人一人のために何ができるかを考えながら進んでいくことが、何よりも大切であると信じています。

薬剤課長 室宮智彦

概要(2023年3月時点)

薬剤師:14名
薬剤補助:3名
薬剤事務:3名

専門資格(2023年3月時点)

  • 抗菌化学療法認定薬剤師
  • NST専門療法士
  • 日本糖尿病療養指導士
  • 日病薬病院薬学認定薬剤師
  • 日病薬研修認定薬剤師
  • 認定実務実習指導薬剤師
  • 骨粗鬆症マネージャー

専門チームへの参加

  • 薬事審議委員会
  • 治験審査委員会
  • 化学療法委員会
  • 感染防止対策委員会
  • 緩和ケア委員会
  • 糖尿病委員会
  • 栄養サポートチーム
  • 輸血療法委員会
  • 医療安全管理委員会
  • 褥創予防対策委員会
  • フレイル対策委員会
  • 電子パス委員会
  • リスクマネージメント部会
  • 救急部運営委員会
  • DPC委員会
  • がん診療連携推進委員会

など

調剤業務

医師の処方に基づき、入院患者さんおよび一部の外来患者さんの内服薬、外用薬を調剤しています。

処方せん鑑査では、処方せん上の情報はもちろんのこと、検査値によって投与量のチェックが必要な薬剤や、糖尿病薬、抗血栓薬などのハイリスク薬の確認、また、薬歴から相互作用や重複投与の確認をしています。疑問があれば、医師に確認したうえで調剤しています。調剤後の薬剤は、処方せん監査や調剤を行った薬剤師とは別の薬剤師が最終確認しています。分包紙には、飲み忘れ防止のため、服用日を印字しています(分包機器による自動印字)。

注射業務

注射処方せんに基づいて、投与量、投与経路、投与速度、投与時間、相互作用、配合変化などを確認し、注射薬を患者さんごとに取り揃えて、病棟へ払い出しています。その際は、誤認防止のため、1回使用薬品ごとにセットして、バーコードつきのラベルを貼っています。疑問があれば、医師へ確認したうえでセットしています。特に抗がん剤では、治療計画(レジメン)に準じているか、投与量や投与スケジュールが適切かを確認して、有効で安全な医療を提供できるよう努めています。

調製業務

当センターでは、抗がん薬調製をはじめ無菌製剤や院内製剤の調製を行っています。抗がん剤は暴露防止のための設備(安全キャビネット)を利用して調製しています。必ず薬剤師2名で調製方法を確認してから調製を開始することで、間違えなく確実に調製できるよう努めています。高カロリー輸液および院内製剤は、無菌調製のための設備(クリーンベンチ)を利用して調整しています。院内製剤とは、市販の医薬品にはないけれど、患者さんの病態やニーズに対応するため医療上必要とされ、倫理委員会で承認を得て院内で調製する製剤のことです(抗菌薬の点眼薬、消毒薬など)。

病棟業務

病棟を担当する薬剤師は、患者さんに安心して薬を服用していただけるように、医師や看護師などの他職種とコミュニケーションをとりながら、安全な薬物療法を提供できるように努めています。服薬指導では、薬の効果、副作用、飲み方の注意事項などについてお話します。薬に不安や疑問があれば、じっくりと話を聞いて、患者さんが納得したうえで服薬を続けられるように努めています。患者さんの状態や血液検査データから薬の効果・副作用を確認して、そこで得た情報について、医師・看護師にフィードバックしています。このとき、飲み合わせや用法用量について医師に問い合わせや処方提案することもあります。

医薬品管理

当院は、国内で初めてSPD(院内物流管理システム)を導入した病院です。当センターでは医薬品SPDを導入することで物流と情報の一元管理しています。医薬品の物流管理を外部委託することで、薬品在庫の確認、薬品補充、ロットや有効期限などの確認の手間が大幅に削減されています。有効期限切れを未然に防ぐことによるコスト削減もできています。また、データの一元管理により、病棟や各部署での使用数を効率良く把握でき、最小限の在庫で管理することができています。

持参薬鑑別

当センターではすべての入院患者さんの持参薬を確認しています。持参薬を確認することで、手術前や検査前に中止が必要な薬の確認、飲み方や副作用等に注意が必要な薬の確認、持参薬と入院処方との飲み合わせの確認など、さまざまな確認が可能になります。入力には当センターで作成したオリジナルソフトを使用しています。これにより、入力は薬剤師ではなく調剤事務が行うことができ、薬剤師の業務時間の確保に貢献しています。

外来化学療法室

当センターでは2022年から、外来化学療法室で抗がん剤を投与する患者さんに対して、薬剤の投与スケジュールや副作用、注意事項の説明を始めています。

入退院支援センターへの関わり

患者さんが入院する前の薬剤師の関わりとして、看護師による入院前の面談時に、普段服用している薬の情報があれば、その内容を調べて薬剤管理シートに記載しています。このとき、薬の内容に加えて、手術前に中止が必要な薬や副作用に注意が必要な薬を冒頭に記載することで、医師・看護師をはじめとした他職種に、入院前の処方内容をしっかりと把握できるように努めています。

がん化学療法レジメン

当院における化学療法レジメンは、当院の化学療法委員会にて審査・承認されたレジメンです。その内容は、地域の医療施設・保険薬局との連携を促すことを目的としており、患者さんや一般の方への情報提供を行うことを目的としておりません。患者さんの個々の状態によって、投与量や休薬期間、投与スケジュールが変更される場合があります。

https://www.keiju.co.jp/wp/wp-content/uploads/20220216keiju_regimen_ver1.pdf

活動紹介 

学会発表

「後発医薬品への移行によって得られた薬剤管理上の改善効果と経済効果」

〇室宮智彦1) 村守隆史2) 笹谷忠志2) 藤田昌雄1) 山﨑茂弥3) 川村研二1)
1)恵寿総合病院薬剤部 2)恵寿総合病院医事課 3)病院総務部
第16回フォーラム「医療の改善活動」全国大会in福井(2014年11月14~15日)

「後発医薬品の移行率を上昇させた対策と薬剤管理上の改善効果」

〇室宮智彦1) 村守隆史2) 笹谷忠志2) 藤田昌雄1) 山﨑茂弥3) 川村研二1)
1)恵寿総合病院薬剤部 2)恵寿総合病院医事課 3)病院総務部 第25回 日本医療薬学会年会 (2015年11月21~23日)

「TURBTパスにおけるcefazolin単回投与による周術期感染予防効果

〇室宮 智彦、林 克紀、川村 研二、新田 真緒、安田 緑、池島 健広、梅田 友子、浜田 信太郎、新谷 信行、藤田 昌雄
第17回日本クリニカルパス学会学術集会(2016年11月25~26日)

「持参薬鑑別支援ツール導入による業務負担軽減効果の検討」

〇室宮智彦、望月友美、新田真緒、林克紀、安田緑、池島健広、梅田友子、浜田信太郎、新谷信幸、藤田昌雄
日本病院薬剤師会 第27回北陸ブロック学術大会(2016年11月27日(日曜日))

「前立腺全摘除術後感染予防にセフォチアム術中投与が妥当かの検討」

〇林 克紀1)、室宮 智彦1)、川村 研二1)、2)
1)恵寿総合病院 薬剤部、2)恵寿総合病院 泌尿器科
日本病院薬剤師会 第27回北陸ブロック学術大会(2016年11月27日(日曜日))

「経尿道的膀胱腫瘍切除術におけるcefazolin術前単回静注による周術期感染予防効果」

〇堀井雄之介1) 川村研二2) 室宮智彦1) 青谷梨加1) 望月友美1) 新田真緒1)
池島健広1) 梅田友子1) 浜田信太郎1) 新谷信幸1) 藤田昌雄1)
1)恵寿総合病院 薬剤課 2)恵寿総合病院 泌尿器科
第59回 全日本病院学会in 石川(2017年9月9~10日)

「持参薬鑑別支援ツール導入による業務負担軽減効果の検討」

〇望月友美,室宮智彦,四十澤健人,堀井雄之介,青谷梨加,新田真緒,池島健広,梅田友子,浜田信太郎,新谷信幸,藤田昌雄
第59回 全日本病院学会in 石川(2017年9月9~10日)

「前立腺全摘除術の術後感染予防におけるcefotiam単回投与の妥当性の検討」

〇青谷梨加1) 室宮智彦1) 川村研二2) 林克紀1) 四十澤健人1) 望月友美1) 新田真緒1) 安田緑1) 池島健広1) 梅田友子1) 浜田信太郎1) 新谷信幸1) 藤田昌雄1)
1)恵寿総合病院 薬剤課 2)恵寿総合病院 泌尿器科
第59回 全日本病院学会in 石川(2017年9月9~10日)

「経尿道的膀胱腫瘍切除術の周術期感染予防-抗菌薬無投与の妥当性-」

〇室宮智彦1) 川村研二2) 堀井雄之介1) 青谷梨加1) 竹津理奈1) 四十澤健人1) 望月友美1) 新田真緒1) 池島健広1) 梅田友子1) 浜田信太郎1) 新谷信幸1) 藤田昌雄1)
1) 恵寿総合病院 薬剤課 2)恵寿総合病院 泌尿器科
第70回日本泌尿器科学会中部総会(オンライン)(2020年11月12日~12月3日)

ペムブロリズマブ投与により長期に完全寛解が維持できた転移性腎盂・尿管癌の1例

〇堀井雄之介1) 川村研二2) 室宮智彦1) 池島健広1) 新田真緒1) 望月友美1) 北岡華奈1) 橋本奈々1) 四十澤健人  浜田信太郎  梅田友子  新谷信幸  藤田昌雄 井上大
1)恵寿総合病院 薬剤課 2)恵寿総合病院 泌尿器科 3)金沢大学 放射線科
第70回日本泌尿器科学会中部総会(オンライン)(2020年11月12日~12月3日)

「薬剤情報確認ソフト作成と導入による有用性評価」

〇北岡華奈、望月友美、池島健広、室宮智彦 
第31回 医療薬学会年会(2021年10月9日~10日 熊本市2021年10月15日~11月30日 オンライン)

「服薬指導支援ソフト作成と導入前後の薬剤管理指導件数の比較および有用性評価」

〇橋本奈々、室宮智彦、北岡華奈、望月友美、新田真緒、池島健広、梅田友子、浜田信太郎、藤田昌雄
第31回 医療薬学会年会(2021年10月9日~10日 熊本市2021年10月15日~11月30日 オンライン)

論文

「後発医薬品への移行に伴う管理上の問題点と経済効果について」

室宮智彦1) 村守隆史2) 笹谷忠志2) 藤田昌雄1) 山﨑茂弥3) 川村研二1)
1)恵寿総合病院薬剤部 2)恵寿総合病院医事課 3)病院総務部
恵寿総合病院医学雑誌 第2巻(2013年)

「後発医薬品によって得られた薬剤管理上の改善効果と経済効果」

室宮智彦
石川県病院協会 優秀研究賞受賞 (2014年度)

「経尿道的膀胱腫瘍切除術におけるcefazolin術前単回静注による周術期感染予防効果」

室宮智彦1) 川村研二2)林克紀1) 四十澤健人1) 望月友美1) 新田真緒1) 安田緑1) 池島健広1) 梅田友子1) 浜田信太郎1) 新谷信幸1) 藤田昌雄1)
1)恵寿総合病院 薬剤課 2)恵寿総合病院 泌尿器科
恵寿総合病院医学雑誌 第5巻(2017年)

「前立腺全摘除術の術後感染予防におけるcefotiam単回投与の妥当性の検討」

室宮智彦1) 川村研二2) 林克紀1) 四十澤健人1) 望月友美1) 新田真緒1) 安田緑1) 池島健広1) 梅田友子1) 浜田信太郎1) 新谷信幸1) 藤田昌雄1) 
1)恵寿総合病院 薬剤課 2)恵寿総合病院 泌尿器科
恵寿総合病院医学雑誌 第5巻(2017年)

「経尿道的膀胱腫瘍切除術の周術期感染予防-抗菌薬無投与の妥当性-」

室宮智彦1) 川村研二2) 堀井雄之介1) 青谷梨加1) 竹津理奈1) 四十澤健人1) 望月友美1) 新田真緒1) 池島健広1) 梅田友子1) 浜田信太郎1) 新谷信幸1) 藤田昌雄1)
1)恵寿総合病院 薬剤課 2)恵寿総合病院 泌尿器科
恵寿総合病院医学雑誌 第6巻(2018年)

「持参薬鑑別ソフト導入による入力ミス減少効果と入力時間短縮効果」

室宮智彦 望月友美 竹津理奈 堀井雄之介 青谷梨加 四十澤健人 新田真緒 池島健広 梅田友子 浜田信太郎 新谷信幸 藤田昌雄
恵寿総合病院医学雑誌 第6巻(2018年)

「服薬指導支援ソフトによる業務効率化の評価」

室宮智彦1) 小野誠志2) 梅田友子1) 堀井雄之介1) 望月友美1) 新田真緒1) 池島健広1) 浜田信太郎1) 新谷信幸1) 藤田昌雄1)
1)恵寿総合病院 薬剤課 2)メディカル・データ・ビジョン株式会社 新規開発部
恵寿総合病院医学雑誌 第8巻(2020年)

「ペロブロリズマブ投与で完全緩解が得られた転移性尿管がんの1例」

堀井雄之介1) 川村研二2) 室宮智彦1) 池島健広1) 新田真緒1) 望月友美1) 北岡華奈1) 橋本奈々1) 四十澤健人1) 浜田信太郎1) 梅田友子1) 新谷信幸1) 藤田昌雄1) 井上大3) 
1)恵寿総合病院 薬剤課 2)恵寿総合病院 泌尿器科 3)金沢大学 放射線科
恵寿総合病院医学雑誌 第8巻(2020年)

「薬剤情報確認ソフト導入による有用性評価と今後の課題」

室宮智彦 池島健広 北岡華奈 望月友美 岡田茉鈴 橋本奈々 堀井雄之介 藤田昌雄
恵寿総合病院医学雑誌 第10巻(2022年)

書籍

室宮智彦

  • 書籍「ジェネリック医薬品・バイオ後続品の開発と販売・マーケティング戦略」
    第10章 第5節 執筆 情報技術協会出版 (2015年5月29日発刊)

室宮智彦

  • 書籍「製剤工夫」私立病院における後発医薬品導入の取り組み~恵寿総合病院の取り組み
    第2章 第7節 執筆 情報技術協会出版 (2017年4月28日 発刊予定)