内視鏡課

• 内視鏡課について
• 内視鏡室のご紹介
• 胃カメラの流れ
• 大腸カメラについて
• 鎮静剤使用時の注意事項について
• 感染対策について
• 内視鏡実績
• 使用機器
• 専門資格
• 採用情報

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内視鏡課について

当院の内視鏡課は看護師、臨床検査技師、臨床工学技士、補助者と様々な職種で内視鏡業務を運営しており、各職種の専門性を活かし安全安心に検査、処置が施行できるように、また多職種と連携する事により、幅広く対応できる内視鏡チームとして業務を行っております。また、最新の内視鏡機器を取り揃えて検査・治療を行っております。

内視鏡室のご紹介

清潔感のある受付

廊下から検査室内

胃カメラ（上部消化管内視鏡検査）の流れ

1. 受付で当日の問診を記入していただきます。
2. 検査室にご案内し、本人確認や内服、義歯、腹部圧迫するものがないか、絶食、鎮静剤に関することを確認後、消泡剤、咽頭麻酔、点滴などをします。
3. 医師に確認のうえ、鎮静剤を投与し、検査を開始します。
4. 検査終了後は覚醒する薬を投与し、目を覚まします。
5. リカバリー室で1-2時間程度、しっかり目が覚めて鎮静剤使用前と同等に動けるまで休憩になります。

大腸カメラ（全大腸内視鏡検査）について

全大腸内視鏡検査を行うためには腸管内の便をきれいに洗い流す必要があります。きれいにするためには腸管洗浄液を飲んでいただきます、この行為を前処置といいます。
当院では内視鏡室で前処置、自宅で前処置、入院して前処置を行うことができます。詳細な条件は検査申込時にご確認ください。

• 自宅で前処置ができる方・・・腸管洗浄液を飲んだことがある方etc
• 内視鏡室で前処置をする方・・・初めて腸管洗浄液を飲む方、腎機能が悪い方etc
• 入院して前処置をする方・・・高齢の方etc

検査当日までの注意事項

腸管洗浄液（モビプレップ）の作り方・飲み方

検査中は全例炭酸ガス(CO2)を使用して検査を行ないます。炭酸ガスは速やかに腸管に吸収されるため、検査後の腹部膨満による不快感を抑えることが出来ます。

大腸カメラの流れ

1. 腸管洗浄液（モビプレップ）を飲んでいただきます。
2. 腸管洗浄液（モビプレップ）を数杯飲むと便意を催します。固形便から泥状便、液状便に変化していきます。
3. 排便状況が良くなったら、検査着に着替えて点滴をして検査を開始します。
4. 検査終了後は腹部膨満の確認のためリカバリー室で休憩後帰宅になります。

鎮静剤使用時の注意事項について

当院では胃カメラや大腸カメラをするときに患者さんの希望で鎮静剤を使用する事ができます。また鎮静剤使用後はリカバリー室で1～2時間程度休憩後に診察又は帰宅になります。

ただし、休憩後でも検査当日は車両の運転はできません。
また、患者さんの状態によっては医師の判断により使用できない事があります。

感染対策について

当院で使用するスコープ、処置具、内視鏡室の設備、環境は消化器内視鏡の感染制御に関するマルチソサエティ実践ガイドに基づいた感染管理対策を行っています。
患者さん毎に検査用ベッド、枕は環境清拭用シートで除菌を行い、清潔を保ち、気持ち良く検査を受けていただけるように、また安心して検査を受けていただけるような環境を心掛けています。
内視鏡検査室は１時間当たり6回空気が入れ替わるように換気されています。

使用したスコープの洗浄・消毒による履歴管理（不測事態への確実な対応が可能になるため）が推奨されており、以下の内容がわかるように行っています。

1. いつ：いつ自動洗浄消毒装置で洗浄・消毒されたか？
2. どこで：どの自動洗浄消毒装置を使用したのか？
3. 誰が：誰に使用したのか、誰が洗浄したのか？
4. 何を：どのスコープを洗浄・消毒したのか？
5. どのような：どのような洗浄工程で洗浄・消毒したのか？

内視鏡実績

使用機器（2023年3月現在）

内視鏡装置はオリンパス社の最新機種EVIS X1を主として使用しています。

専門資格

• 消化器内視鏡技師