質の高いバリアフリーのサービスを目指して
1934年に神野病院として創立した当法人は、地域のニーズに応え、また新たなシーズに機敏に対応してまいりました。その結果として、けいじゅヘルスケアシステムは、医療・介護・福祉に加えて、健康増進、生活支援にかかわる複合体として成長してまいりました。
その基幹施設としての恵寿総合病院は、地域住民の安心の砦として、またグループの安全な医療の後ろ盾として機能しております。人口減・少子高齢化などの社会構造の変化、国際情勢の変化、新興感染症の発生や疾病構造の変化、そして人々の働き方と価値観の変化などを鑑みると、病院の役割機能も変わらないわけにはいきません。
能登地域唯一の地域医療支援病院として地域を支え、医師臨床研修指定病院、看護師特定行為研修指定病院として研修制度による質を確保し、さらに医療DXに関しての日本の先端病院として医療の質向上と職員の働き方改革・健康経営に取り組んでまいります。
現状維持は退歩であるという信念の下、スピード感をもって新たな病院像を求めて変革する組織であり続けていきたいと思います。
2023年4月
けいじゅヘルスケアシステム理事長
神野 正博