脳神経外科は、脳卒中や脳腫瘍、頭部外傷の診断や治療を行います。その他にも頭痛症、めまい症、三叉神経痛や顔面痙攣、正常圧水頭症などの診断・治療を行います。特に脳卒中の診断・治療に重点をおき、神経内科、リハビリ科と連携してストロークユニット(脳卒中診療チーム)を2001年から組織し、チーム医療を実践しています。急性期の診断・治療から回復期リハビリ、退院後の維持期の治療・介護までをカバーしています。
<脳神経外科常勤医師>
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||||||
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午前 | 午後 | 午前 | 午後 | 午前 | 午後 | 午前 | 午後 | 午前 | 午後 | |
初診 |
一ノ瀬 | 岡田 |
東 岡田 |
岡田 |
岡田 |
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再診 | 一ノ瀬 | 東 岡田 |
東 岡田 |
東 岡田 |
岡田 佐野 |
脳神経外科では次のような症状を扱っています:
●頭痛、嘔吐、めまい
●手足のしびれ、手足の脱力・麻痺、歩けなくなった、歩くと一方に傾く
●しゃべりにくい、呂律が回らない、言葉が出ない、言葉が理解できない
●物が飲み込みにくい、すぐむせる
●物が二重に見える(複視)
●顔面の麻痺、顔面痛
●一側の難聴
●意識障害、年月日や自分の名前が言えない、簡単な計算ができない
●最近ぼけてきた、おしっこが間に合わない
●全身痙攣発作
脳神経外科の対象疾患:
●脳卒中:脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳動静脈奇形など
●脳腫瘍:髄膜腫、聴神経鞘腫、神経膠腫、下垂体腺腫など
●頭部外傷:脳挫傷、急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫、慢性硬膜下血腫など
●機能的疾患:三叉神経痛、顔面痙攣
この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。
この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
1.NCDに登録する情報の内容
2015年1月1日以降、当科で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)を登録します。NCDに患者さんのお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。IDと患者さんを結びつける対応表は当科で厳重に管理し、NCDには提供しません。
2.登録する情報の管理・結果の公表
登録する情報は、それ自体で患者さん個⼈を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。
当科及びNCDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報保護法」、「疫学研究の倫理指針」、「臨床研究の倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。
データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。
3.登録の拒否や登録情報の確認
データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができます。当科のスタッフにお伝えください。
また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、当科のスタッフにお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。
4.NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力
当科からNCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さんのカルテや診療記録を閲覧することがあります。
当科がこの調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さんとIDの対応表や氏名など患者さんを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。
本事業への参加に関してご質問がある場合は、当科のスタッフにお伝えください。また、より詳細な情報は下記に掲載されていますので、そちらもご覧ください。
一般社団法人National Clinical Database(NCD)ホームページ(外部リンク)