より質の高い医療・公衆衛生向上のための研究事業へのデータ登録について
当院では、より質の高い医療・公衆衛生の向上のため、私たちが行っている医療の内容を客観的に評価しながら、さらに改善させていくことが大事だと考えております。
そこで当院では研究機関と協力して、お受けになった入院および外来診療に関するデータを完全に匿名化した状態で収集(提供)して客観的に分析し、医療や施設運営の質を一層向上させることを目指しています。
尚、当該研究・調査に登録された患者さん又は代理人で質問やご意見があった場合、あるいは登録されたデータの利用停止、提供停止、削除を希望される場合はお申し出ください。これらの停止要求があっても、日常の診療において何ら不利益が生じることはありません。
お申し出の際は、 本館1階総合受付「患者相談窓口」までお越しください。
現在参加している研究事業と既存情報の提供について (2024年4月1日現在)
- 医療の質と経済性に関する実態調査(QIP事務局)
- 一般社団法人日本血液学会 血液疾患症例登録事業
- NCD(national clinical database)
- 診療録直結型全国糖尿病データベース事業(J-Dreams)
- レセプト及びDPCデータを用いた心疾患における医療の質に関する研究
- 厚生労働省院内感染対策サーベイランス(JANIS)
- 診療情報等のデータベース事業(HCEI)
- 日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)
- 院内がん登録
当院で行っている臨床研究に関する情報公開について
臨床研究を行う場合、通常は文書もしくは口頭による説明・同意を行います。患者さんへの侵襲や介入が無く、診療情報のみを使用する研究の場合は、国が定めた指針に基づき、対象となる方お一人ずつからの直接同意は必要としておりません。その代りに研究実施についての情報公開をして同意を頂く事にしております。ご自身のデータを研究に使用して欲しくない場合はお申し出てください。これも同様に、利用停止要求があっても、日常の診療において何ら不利益が生じることはありません。
現在行っている臨床研究(直接同意が不要なもの 2024年4月1日現在)
- 消化器疾患に対する内視鏡検査に関する研究
- 消化器疾患に対する内視鏡処置に関する研究
- 消化器腫瘍患者に対する集学的治療についての研究
- 消化器癌および自己免疫性消化器疾患における宿主免疫応答の解明
- 免疫チェックポイント阻害薬による免疫関連有害事象に関する観察研究
- 進行再発非小細胞癌患者の中枢神経転移病変に対するチェックポイント阻害薬の効果、安全性に関する後方視的観察研究
- 進行再発非小細胞癌患者に対する免疫チェックポイント阻害薬の後治療としての殺細胞性抗がん剤の有効性、安全性に関する観察研究
- 実地診療における膵癌患者の臨床的特徴と治療の検討
- 回復期リハビリテーション病棟の大腿骨近位部骨折患者における入院中の栄養改善有無が実績指数に及ぼす影響について
- 妊娠中の尿比重上昇は妊娠高血圧症候群の予測因子となるか
- Japan Neurosurgical Database(JND)研究事業
- 低線量CTによる尿管結石評価における最適プロトコルの検討
- 消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース構築(9.5版)
- 失語症の身体障害認定基準および障害福祉サービスへのニーズに関する研究
- 日本における新型コロナウイルス感染妊婦の実態把握のための多施設共同レジストリ研究
- 当院における診断時80歳以上の急性骨髄性白血病に関する研究
個人情報の第三者提供に関して
社会福祉法人徳充会から、介護・福祉サービスを安全に、かつ確実に提供するために、董仙会の医療、介護に関する情報を求められた場合にこれらの情報を提供いたします。社会福祉法人徳充会とは、個人情報の保護に関する契約を締結し、安全管理措置および適切な取り扱いを求めております。
社会福祉法人徳充会以外に利用者様の個人情報は、同意をいただくことなく外部に提供することはありません。ただし、個人情報保護法、その他法令等で同意を必要とせず提供できる場合を除きます。(例えば、あなたがお受けになった診療に関するデータを、より質の高い医療・公衆衛生の向上のため研究機関に提供する場合があります。また、提供した症例について、更に予後調査が必要となった場合、研究機関から市町村に問い合わせする場合があります。)