【地域貢献】 小丸山小学校6年生へのプール無料開放を実施しました
~地域の子どもたちに夏の思い出を~
2025年7月27日(日)、恵寿総合病院はノトアフィットネスクラブ様のご協力のもと、能登半島地震の影響で昨年度に続き、2年連続で学校プールが利用できない小丸山小学校6年生を対象としたプール無料開放イベントを開催しました。
小学校最後の夏に、かけがえのない思い出を
地域が手を取り合い、実現したプール開放イベント
当院は、小丸山小学校の学校医として、日頃から子どもたちの健康を見守っています。今回の企画は、その中で「震災の影響で、子どもたちがまた”当たり前の夏”を失ってしまうんだな…」と、ある医師が心を痛めていたことから始まりました。
特に6年生にとっては小学校生活最後の夏。友達とプールで笑い合った記憶は、大人になっても色褪せない、かけがえのない思い出の1ページになるはずです。そんな大切な1ページが、地震のせいで白紙のまま終わってしまうのはあまりにも寂しい…、そんな思いで院内で急ピッチにすすんだ今回の企画。
この企画に、地域の健康増進を牽引されているノトアフィットネスクラブ様が快くご賛同くださり、医療機関と民間企業という垣根を越えた真の協働により、子どもたちの笑顔あふれる特別な一日を創り上げることができました。
子どもたちの笑顔あふれる時間
当日は朝9時~12時まで、ノトアフィットネスクラブのプールを貸し切りで開放。参加した児童たちは、浮輪で遊んだり、水鉄砲で水を掛け合ったりと、思い思いに水遊びを楽しみました。参加したお子様からは「授業でプールがなくて残念に思っていたので、夏らしい遊びができてうれしかった」と満面の笑顔をいただきました。また、保護者の方々や小丸山小学校学校関係者様からも、たくさんの温かい感謝のお言葉をいただきました。
地域医療の新しいかたち
恵寿総合病院は、病気やケガの治療だけでなく、地域全体の健康増進に力を入れています。医療機関の役割は、病院の中だけで完結するものではありません。地域の皆様が心身ともに健康で、笑顔あふれる毎日を送れるよう支援することこそ、私たちの使命だと考えています。
被災という困難な状況の中でも、地域の企業や団体が手を取り合い、子どもたちや地域の方々の笑顔のために行動する。これこそが、七尾市の強みであり、私たちが大切にしている地域医療の姿です。恵寿総合病院は、これからも地域の皆様とともに歩んでまいります。
最後になりましたが、本企画にご尽力いただいたノトアフィットネスクラブ様に、心より感謝申し上げます。
プール開放イベント(終了)
開催概要
9:00〜12:00(貸切)
〒926-0817 七尾市竹町大天神山26
約70名に招待券を配布
https://www.notoa.jp/