指導責任者
恵寿ローレルクリニック院長/家庭医療科科長/吉岡 哲也
家庭医療研修プログラムは、家族みんなの医療センターをベースに3年間通して統合的に家庭医療の研修ができるプログラムです。家庭医療科、緩和医療科、産婦人科、小児科の緊密な連携からなる入院外来診療を経験できますので、3年間通してローテーション科に関わらずより多くの患者さんをご家族も含めて継続的にかかわっていくことができます。これによってローテーションによってぶつ切りになりがちな研修を回避し、より家庭医らしい家庭医により早く成長することを目指します。
特に子供から大人までの一般診療を行うだけでなく、妊婦健診も含めた女性診療、乳児健診も行うので、家族に関心を持ち、女性診療に興味のある方には最適なプログラムです。研修医は米国家庭医療専門医含め多彩な指導医から指導をうけるとともに、センターで開催する様々なカンファレンスや研修会に参加でき、DynaMedなどのEBMリソースも自由に使うことができるなど研修環境の整備にも力を入れています。
また、すでにプログラムを修了あるいは家庭医として活躍されていて、さらに女性診療あるいは緩和医療を強化したい先生方にはそれぞれをサブスペシャリティーとして研修できるフェローシッププログラムも用意しています。
指導責任者
臨床研修センター長/産婦人科科長/新井 隆成
産婦人科後期研修プログラムは、家族みんなの医療センターにおける家庭医療科チーム、緩和医療科チームとの密接なチーム医療体制の中で、”女性の一生に関わるために必要な診療能力獲得型” 研修プログラムです(Competency Based Curriculum)。産科はALSO教育、チームSTEPPSを土台にしたハイリスク妊婦の管理に力を入れています。また帝王切開術、胎児超音波検査の技能について十分な指導を受けることができます。婦人科は、産婦人科専門医必須の研修内容はもちろんのこと、思春期〜老年期まで、女性のプライマリ・ケア診療能力を身につけることができます。産婦人科に必要な内科的診療能力を持った医師になりたい方を歓迎します。