臨床研修センター
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病院長ごあいさつ
当院で臨床研修を希望される皆さんへ
2024年1月1日能登半島地震が発生し、当地を含む能登地域は大きな打撃を被りました。幸い当院は、様々な備えがあったことや職員の“地域の医療を守る”という強い気持ちと頑張りなどにより、発災直後から通常診療を継続することができました。その後1年以上経過しましたが、当院では復興作業が続いています。
臨床研修の特色は、内科系、外科系、小児科、麻酔科、産婦人科医師など多くの診療科よる指導体制が充実しており、先輩医師とフランクに話し合える雰囲気があることです。また家庭医療科医師による外来診療、プライマリーケアなどの臨床研修を受けてもらう環境が整っています。さらに他病院での研修や多彩な講習会・講演会、救急事例検討会などでの発表機会があり、論文執筆も経験することができます。一方で、働き甲斐やゆとりを感じてもらうために、様々な場面でのDXやIT化をすすめています。
生活面では、経験が豊富で親切な当院スタッフがしっかりサポートしています。いつでも食べられるアイスクリームは疲れを癒してくれるでしょう。住居や待遇面では研修医専用宿舎や広々とした院内研修医室が用意してあり、給料面も優遇されています。
当院は海抜ゼロ、七尾湾のすぐ傍に立地し、晴れた日は海や能登島を望め、疲れを癒してくれます。
医学生の病院見学を積極的に受け入れていますし、病院紹介動画もありますので、当院をもっと知ってもらい、是非研修医として勤務して頂きたいと願っています。

鎌田 徹
プログラム責任者ごあいさつ
見学者が止まらない! 恵寿総合病院は地域医療を志す医師の「Innovation Hub」
恵寿総合病院は、なぜフルマッチに近い実績が続いているのでしょうか?
研修医や見学者たちの声を聞いてみると、まず最初に出てくる感想はずばり!「指導医との敷居が低い」
我々指導医は、臨床研修医に常に寄り添いながらサポートする姿勢を大切にしています。
15年以上の実績を持つ家庭医療外来における2年間の継続診療研修、「一次から三次までどんな患者も診れる」を目標にした救急医療研修、充実した内科臓器専門分野の専門医指導による内科必修研修、そして、麻酔科、外科系診療科、産婦人科、小児科、心療内科まで、臨床研修医を医療チームメンバーとして育成する体制が充実するように努力を続けています。特に家庭医療外来研修は名物研修です。「コモンな外来患者を診れる」医師として臨床研修の成果を上げることができます。
さらに恵寿のプログラムには、学会発表や論文作成など学術的活動を支援し、専門研修へ向けても準備ができるように皆さんの実績をサポートし、将来のキャリアパスを描きながら研修できる環境とその実績があります(下記参照)。恵寿で、地域医療を担うために必要な診療を思う存分研修し、医師としてのキャリアをスタートさせましょう!

新井 隆成
論文
第6回(2022年度) | 林 瑞樹 | 視床下部性と推測される出産後下垂体前葉機能低下症の1症例 |
第6回(2022年度) | 勝山 結慧 | 血管免疫芽球性T細胞性リンパ腫の単剤抗腫瘍薬purine nucleoside phosphorylase阻害薬によりEBウイルス関連B細胞性リンパ腫(DLBCL)を合併した1例 |
第6回(2022年度) | 加藤 彰悟 | 絨毛膜血管炎病変を伴う高度絨毛膜羊膜炎を認めた子宮内胎児死亡の1例 |
第5回(2021年度) | 中条 裕一 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術後7年の経過で発症した迷入クリップによる総胆管結石の1例 |
第5回(2021年度) | 西村 健太 | 関節リウマチの治療中に発症した,メトトレキサート関連リンパ腫様肉芽腫症の1例 |
第5回(2021年度) | 佐藤 美並 | 14年の時を経て再燃した自己免疫性肝炎の1例 |
第5回(2021年度) | 磯野 真子 | 多発肺結節影を契機に発見されたびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL) |
第4回(2020年度) | 春田 侑亮 | 憩室穿刺ミノサイクリン注入により13年間縮小した女性尿道憩室 |
第4回(2020年度) | 酒井 順 | 恵寿総合病院における2019年度の尿路感染分離菌頻度と大腸菌の薬剤耐性について |
第4回(2020年度) | 山根 希望 | 尿道狭窄に対するリアルタイム経直腸超音波を用いた尿道狭窄拡張術の経験 |
第3回(2019年度) | 豊岡 達志 | 基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)産生菌直腸スワブ陽性患者 におけるcefmetazole (CMZ)とamikacin sulfate (AMK)併用投与による 経直腸的前立腺生検の感染予防効果 |
第2回(2018年度) | 田中 和 | フルニエ壊疽を発症した血液透析患者の1例 |
第1回(2017年度) | 二川 真子 | 女性における膀胱タンポナーデの背景因子に関する検討 |
学会発表
2022.6 | 林 瑞樹 | 第95回日本内分泌学会学術総会 視床下部性と推測される出産後下垂体機能前葉低下の1症例 |
2022.6 | 加藤 彰悟 | 第50回北陸産婦人科学会 絨毛膜羊膜炎が原因と考えらた子宮内胎児死亡の1例 |
2022.1 | 滝川 達也 | 第6回石川県研修医学会 同種免疫性胎児肝障害と新生児ヘモクロマトーシス【優秀賞】【特別賞】 |
2021.1 | 中条 裕一 | 日本消化器病学会北陸支部第132例会 腹腔鏡下胆嚢摘出術後7年の経過で発症した迷入クリップによる総胆管結石の1例 |
2021.1 | 春田 侑亮 | 第71回 日本泌尿器科学会中部総会 憩室穿刺ミノサイクリン注入により13年間縮小した女性尿道憩室 |
2021.9 | 磯野 真子 | 第245回北陸地方会 多発肺結節陰影を契機に発見されたびまん性大細胞型B細胞リンパ腫 |
2021.7 | 勝山 結慧 | 第39回日本血液学会北陸地方会 血管免疫芽球性T細胞性リンパ腫の治療中に発症した、EBウィルス関連B細胞性リンパ腫の1例 |
2021.6 | 佐藤 美並 | 第244回北陸地方会 14年の時を経て再発した自己免疫性肝炎の一例 |
2020.11 | 酒井 順 | 第34回日本泌尿器内視鏡学会総会 O-18-8 尿道結石陥頓に対するリアルタイム経直腸超音波下経尿道的砕石術の経験 |
2020.11 | 酒井 順 | 第70回日本泌尿器科学会中部総会 O-169 尿道結石陥頓に対するリアルタイム経直腸超音波下経尿道的砕石術の経験 |
2020.9 | 長岡 理紗 | 第242回北陸地方会 当院における新型コロナウイルス(COVID-19) 抗体検査実施の実態と陽性例の検討 |
2020.6 | 加藤 大翔 | 第241回北陸地方会 一過性にAzacitidine(AZA)療法が著効した二次性骨髄異形成症候群の一例 |
2020.4 | 酒井 順 | 第72回日本産科婦人科学会 子宮動脈塞栓術後に塞栓物質による有害事象が疑われた2症例:直腸潰瘍及び子宮壊死 |
2020.3 | 大田垣 昂 | 第240回北陸地方会 リアルタイム持続血糖測定(CGM)を用いて血糖コントロールが改善した後期高齢1型糖尿病の一例 |
2019.11 | 安田 康平 | 第129回北陸支部例会 日本消化器関連学会 当院における治療困難胆管結石(巨大/嵌頓結石)に対する新型胆道鏡を用いた治療戦略 【優秀賞】 |
2019.1 | 酒井 順 | 第33回北陸周産期・新生児研究会 能登地区における産科出血に対する子宮動脈塞栓術(UAE)の適応について |
2019.9 | 山根 希望 | 第239回北陸地方会 PD-L1高発現進行非小細胞肺癌に対するPembrolizumab投与経過中にPD-L1低発現非小細胞肺癌を合併した1例 |
2019.6 | 髙橋 健 | 第238回北陸地方会 気管支喘息治療中に発症した好酸球性心筋炎の1例 |
2019.6 | 安田 康平 | 第128回日本消化器病学会北陸支部例会 治療経過中に多彩な合併症を呈した膵腺扁平上皮癌の2例 |
2019.3 | 豊岡 達志 | 第237回北陸地方会 血液透析患者に発症したCryptococcus髄膜炎の1例 |
2018.3 | 尾山 量子 | 第234回北陸地方会 偏食、日光露光不足による低Ca血症でテタニー発作をきたした1例 |
2018.1 | 田中 和 | 石川県研修医学会 心アミロイドーシスが関与したうっ血性心不全の1例 |
2017.11 | 二川 真子 | “EXPERIENCES WITH LONGITUDINAL HYBRID WESTERN AND KAMPO MEDICINE PRECEPTING” WONCA Asia Pacific Regional Conference 2017 |
2017.9 | 田中 和 | 第233回北陸地方会 フルニエ壊疽を発症した血液透析患者の1例 |
2017.7 | 尾山 量子 | 第94回北陸糖尿病集談会 メトホルミンによる乳酸アシドーシスで死亡した高齢2型糖尿病の1例 |
2017.6 | 志摩 純一郎 | 内科北陸地方会 インフルエンザ感染により症状からの診断が困難であった肥厚性硬膜炎の1例 |
2017.6 | 二川 真子 | 日本消化器病学会 腸石嵌頓による十二指腸憩室穿孔の1例 |
2017.2 | 二川 真子 | KAMPO MEDICAL SYMPOSIUM 2017 家庭医療研修プログラムに参加して―漢方修練から得たもの― |
理念・特徴
研修の理念
- 患者の身体ばかりでなく、心理、社会面を含めて総合的に診ることができる。いわゆる全人的医療を目指す。
- 地域医療を担うために必要な基本的知識、技術、態度の修練を通じてコミュニケーション能力、判断力、問題解決能力を修得する。
- 医療人としての誇り、責任感、感性などを養い、プロ意識の土台を築く。
研修の特徴
主体性を重んじた参加型研修
- 研修医の希望を最大限に反映した研修計画
- 情熱を持った指導医による見守り指導
- 技能訓練から臨床推論までを継続的に行う診療能力獲得重視の研修
- 研修医の経験した症例を院内全体で検討するオープンカンファレンス
- 学会発表から論文作成まで実績をサポートする指導体制
一次から三次まで何でも診られる救急研修
- 常勤救急専門医による重症患者管理の個別指導、系統的講義
- 救急だけで終わらないその後の外来・入院継続診療指導
- インテンシブな「浦添総合病院」「日本医科大学付属病院」「東邦大学医療センター」での救急研修
募集について
募集人員 | 4名 |
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募集方法 | マッチング方法 |
選考方法 | 書類選考、面接 |
研修機期間 | 2年間 |
研修方法 | 基幹型 |
応募時必要書類 | 1.臨床研修医採用願い 2.履歴書(当院指定様式) 3.自己推薦書 4.成績証明書 応募時必要書類一式(PDF) |
応募資格 | 第120回医師国家試験合格見込の者 令和7年度 医師臨床研修マッチング参加登録者 |
面接日時 | 2025/8/1 および 2025/8/8、2025/8/22 オンラインで実施予定 ※上記面接日に都合がつかない方に関しては相談に応じます |
お問い合わせ・申し込み先
〒926-8605石川県七尾市富岡町94番地
恵寿総合病院 臨床研修センター
E-mail:kenshu@keiju.co.jp
TEL:0767-52-3211(代) FAX:0767-52-3218
処遇について
研修医の勤務時間
身分 | 恵寿総合病院常勤医師 |
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勤務時間 | 1日8時間(8:30~17:15 休憩12:30~13:15) 1週間40時間を原則とする。 |
休日 | 週休2日制 土曜日、日曜日、国民の祝日、8月15日、年末年始(12月29日から翌年1月3日まで) |
休暇 | 年次休暇(1年次10日 、2年次11日)、夏季休暇 |
宿日直勤務 | 有 4回~6回/月(この場合は規程に基づく手当支給) |
時間外勤務 | 有(この場合は規程に基づく手当支給) |
研修医の処遇
給与 | 1年目:月収508,670円(固定月給額) 2年目:月収551,830円(固定給月額) |
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宿舎 | 研修医専用宿舎 有 2K(50㎡) 病院から徒歩5分 |
住居手当 | 無 |
通勤費 | 有 |
医療過誤保険 | 病院において医師賠償責任保険に加入。個人加入は必須とする。 |
外部の研修活動 | 学会、研究会等の参加および参加費用の一部支給有 |
病院見学について
見学・実習を希望される皆さまへ
見学をご希望の方は「見学希望日時」、「診療科」等を事前に下記の連絡先までご連絡ください。
また、見学時の宿泊については宿舎をご用意できますのでお申し出ください。
応募およびお問合せ先
〒926-8605 石川県七尾市富岡町94
恵寿総合病院 臨床研修センター 担当:松木、上田
E-mail: kenshu@keiju.co.jp
TEL: 0767-52-3211 FAX: 0767-52-3218